2007年7月23日月曜日

スコット

随分前からですが、僕の家には「スコット オカムラ」あての電話が掛かってきます。同姓だけど、ファーストネームはスコット、、、、、それにしてもスコットって誰?ちなみにシカゴの電話帳にはそんな人は居ません。

夏休みに入ってからスコットに掛かってくる電話のほうが本人よりも多くなりました。といっても家族や友達は携帯電話の方に掛けてくるので、自宅の電話は専ら「もしもし、スコット オカムラさんいらっしゃいます?」です。まぁ、電話の初っ端でフルネームで人を探しているあたり、完全にテレマーケットですけどね。

そんでもって、ここ数週間で「スコット オカムラ」宛てに電話をしてきたチョット気になる人たちを紹介。


1 クレジットカードの借金を一つにまとめてスッキリさせませんか?返済が楽になりますよ。

借金ありませんから。



2 NRA(ライフル協会)ですけど、憲法で保障された銃を持つ権利を剥奪しようとする銃規制賛成派は、我々の自由を脅かす連中です。是非とも一緒に銃を持つ権利のために戦おうではありませんか!

シカゴ市内では拳銃の所持は法律違反ですし、興味ありません。



3 離婚調停しますよ?

彼女すらいません。(電話越しに笑われました。しまいにはIt's OKとか言われるし) 



4 バイアグラ、お安くしときますよ?

Just in caseですって。ふざけんな!「念のため」ってなじゃそりゃ!そんなに心配なら俺のムスコに直接きいてみr








スコットってどんな人なんでしょうーね?

2007年7月20日金曜日

オークション

四月の話になりますが、親が主催したFund Rasingのオークションが催されました。親がボランティアで持ち寄った物をオークションに掛けて、売り上げが学校に寄付されれます。レストランのお食事券やスポーツクラブの優待券にはじまり、ワインやら、チーズの詰め合わせとか。生徒が美術のクラスで作った作品なんかもオークションに掛けられます。

とりあえず、自分も何かの形で参加しようと思ったんですが、自分にはオークションに出せそうなものなんぞ何もないし。まぁ、お金を寄付するのもアリだとは思ったんですけど、それじゃぁちょっと面白くないので「自分」を売ることにしました。

購入してくれた家族のお宅にお邪魔して、夕食を作ります。名づけて「Dinner with Sensei」


オークション当日、気になる自分の値段は$300。はい、300ドルで落札されました、俺。100ドルくらいだったら、気楽なんですけど300ドルも払ってもらうと、ちょっとプレッシャーです。



そんでもって一昨日、自分を落札してくれた家族のところで夕食を作ってきました。場所はなんとモデルキッチン。母親がモデルキッチンのショールームで仕事をしているのでその職場を使わせてもらいました。いやすごい、自分の家のガスコンロと流し台のキッチンに比べると月とスッポン、太陽とスリッパ。ハイテク、綺麗、使いやすい、カッコいい。全てが光輝いていました。っていうか自分の住んでいるワンルームのアパートよりもこのキッチンの方が広いっていうのはどういうことでしょう?



それではメニュー いってみましょう


青梗菜(ちんげんさい)の浅漬け
昆布ダシとゆずで


アスパラとスモークサーモン
レモンをぎゅっとね


水餃子
豚肉、キャベツ、玉ねぎ、であっさり。大蒜、生姜、韮は使いません
スープのダシは鶏ガラスープのさっぱりした中華風


焼き鳥
鶏ももとねぎま
梅味噌だれに紫蘇(しそ)をきざんで


焼き茄子
生姜醤油でこんがり


春雨サラダ
海老を蟹を加えてチョットばかり海鮮風


鮭のホイルやき
マッシュルーム、玉ねぎと一緒に包み焼き。白ワインとマギーブイヨンで味付け


ゆで豚
薄切りの豚の三枚肉をお湯でゆがいて、、、、、っていうかそれだけ
タレは醤油、砂糖、ゴマ油、豆板醤、XO醤、おろし大蒜、ネギ、ガラスープを適当に


蒸し鶏
生姜とネギを一緒に蒸して、ポン酢でいただきます。


飲み物は梅酒をパイナップルジュースで割ったり、焼酎割りなんかを適当に。っていうか飲み物まで気が回らない。



総評
青梗菜不評。食べなれてないのかな?「和風ダシ」の味になじめないのかも。
その他は全て好評でした。焼き鳥、鮭、豚肉、蒸し鶏なんかは特に受けが良かった。梅味噌の味は大丈夫みたい。
一番楽しかったのは生徒のA君と一緒に料理ができたこと。玉ねぎの皮をむいたり、海老の背腸を取り除いてもらったり、生姜をおろしてもらったり、雑用ばっかりやってもらったけど(自分がやった方が早い場合も)でも何かを一緒にやるってのは面白い。これで300ドル払ったかいがあったと思っていただければ、本望です。








最後に
御母様、あなたの偉大さが骨身に染みて理解できました。

2007年7月3日火曜日

名前

商品を輸出する際に、言葉の問題がおこる時があります。例えばカルピスのピスは英語で小便。そんな名前を商品名として堂々と表記した際にどんな反応があるのかは明白。そのためカルピスはアメリカではカルピコと名前を変えています。アメリカで商品を販売するなら、まぁここはとりあえず英語圏(場所によってはスペイン語だったり)ですので英訳に注意すればいいわけです。



前置きはこのくらいにして、本題にはいります。
韓国系列のスーパーマーケットで見かけたお菓子がこれ、、、、、




その名もカンチョー
まさかアメリカに輸出するのに、日本語の意味までは考えてなかったのでしょう。チョコレート菓子ってとろこが「もしかして狙ってる?!」と一瞬考えさせます。ちなみに作っているのはロッテ。まぁ、韓国での販売を念頭に置いた商品名だということでしょうか。









カンチョー とても美味しゅうございました。