2008年11月28日金曜日

慣れ

四年生のX君
宿題はやってこない、ノートは落書きだらけ、僕が板書をしている隙を突いて踊ってみたり、鉛筆と机でドラム演奏をしたり、典型的な「落ち着きのない子供」です。

数日前の授業中、黒板掃除のためにおいてあったスポンジが床に落ちました。それを見た瞬間、X君が大声で「スポンジボブ スクウェアパーンツ!」(←アニメのキャラです) 日ごろは集中してないくせに、こんな時に限って高速で反応します。

その直後は「スポンジボブ スクウェアパンツ」の大合唱で授業中断。まずX君を廊下に出しておいて、残りの生徒には「もう四年生なんだからいい加減にしなさい」と叱り、再び取って返してX君と話をします。
廊下で僕と一対一になると途端に神妙な表情で僕の話を聞くX君。話の最後に「もうやるんじゃないよ」と言うと、その瞬間俯いていたX君の顔が「ニヤリ」

今までに散々説教を食らっているので、やり過ごし方を身に着けた様です。

近所のチキン屋

自宅のそばにフライドチキンのお店があります。ケンタッキーと似てるけど違います。ちなみに、こっちじゃフライドチキンを良く食べる人種はアフリカ系アメリカ人です。ステレオタイプと言われそうですが、でも実際によく食べてます。このお店でチキンを頬張っているのは老いも若きも皆黒人。そこにアジア系である僕が紛れ込むと、「Hey, ’Sup my Asian Brother?」なんて声も掛けられます。

昨晩、無償にチキンが食べたくなってそこのチキン屋に行くった時、(友人Kの「だから太るのよ」という声が聞こえる)これまたいかにもな場面に出くわしました。一人のおじさんがチキンを食べながらマリファナを巻いてるんです。もちろんお店の人に追い出されてましたけど。でもねぇ、シカゴの黒人=麻薬中毒 みたいなステレオタイプがモロ成立する場面でした。


そのおじさん、お店の外でこれ見よがしに「ぷふぁーー」って吹かしてました。「それ、ほんとにマリファナ?」ときいたら$20で一本ゆずってくれるとの事。「いいえ、結構です。」
横にいたおばちゃんが「そりゃボッタクリだわ。」って笑ってました。