2010年7月19日月曜日

日本に帰国して驚いた事 その2

自分の実家は東京の久米川駅から徒歩5分。昔からベッドタウンとしてそこそこの人口をキープしていましたが、渡米した後に人口増加したようです。新しいマンションが立ち並び、その住人達の生活を支える為の色々なお店が充実していました。

まず気が付いたのは駅前の西友とマクドナルドが24時間営業になっていた事です。西友に至ってはお惣菜とお酒コーナーがとても充実していました。近所の酒屋じゃ太刀打ちできないような豊富な品揃え。昔は夜の9時以降でも営業している飲食店といえば、ラーメン屋と居酒屋ぐらいなものでしたが、いつの間にやらCoCo壱、松屋、すき屋なんかもできていました。

さらに目を引いたのが駅前の喫煙所と喫煙スポット。シカゴ市もタバコには比較的厳しい町ですが、屋外では喫煙を規制していません。屋内では飲み屋ですら問答無用で完全禁煙のシカゴ市と、屋内と屋外の両方に喫煙席を設けて規制をしている東村山市。所変わればやり方も当然違うんですねぇ。




友人と新宿で飲んだ帰り、使い慣れた久米川駅の改札を出ながら、ちょっと小腹が空いたからカレーかラーメンでもと考えていると、

「今からキャバクラどうですか?」

え!?

「いい女の子がはいってますよー」


久米川駅のタクシー乗り場の周辺。昔なら迎えや待ち合わせの人がちらほらいる程度でしたが、今では呼び込みのお兄さん達の狩場です。便利になるのもいいけれど、キャバクラまでとは。

それにしても、その時の自分の格好といえばTシャツにジーンズ。手にはドンキホーテで購入したゴマドレッシング(大)が二本入った黄色いビニール袋。どう見たってこれからキャバクラで豪遊する男には見えないはずですけど。


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2010年7月17日土曜日

日本に帰国して驚いた事

今年も生徒を連れて日本を1週間ほど旅行しました

驚いた事 その1

京都駅周辺の目覚しい発展振り
京都駅は綺麗で便利で言うこと無いですね。特に八条口(駅の南側)は整備が行き届いていて、昔と比べると天と地ほどの差が。


驚いた事 その2

日本円の高さと米ドルの安さ
もう何とかなりませんか?給料がドルで支払われているから非常に損をしています。せめて1ドル=100円ぐらいじゃないと帰国した時の予算が厳しい。


驚いた事 その3

有名人と同じ宿に泊まったこと


スーツケースを引っさげて現れ



チェックインをして



少女と戯れる





あの赤いスーツケースには彼の相棒のデザインが描かれていました



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2010年2月14日日曜日

かくれんぼ

四年生の話

四年生は木曜日が小テストの日です。授業の始めにHちゃんから提案がありました。
「先生、しょうテストの後ゲームとかできない?」
「ゲーム?でも昨日フルーツバスケットやったばかりじゃなかったけ?」

この学年は昔から復習の名目のもと行われるフルーツバスケットが大好き。フルーツの名前の代わりに日本語の単語を使って遊んでいます。

「今日はフルーツバスケットじゃなくて、、、、そう かくれんぼがしたい!」
というのはR君から提案。
「そんな無茶なこと言われても。教室に隠れる所なんかないよ。」
「でもいいからやる。ね、ね、いいでしょ?」
「うーん、他のみんなはどうなの?フルーツバスケットの方が無難だと思うんだけどなぁ。みんなはどうしたいの?」
「かくれんぼする!」
「私もー!」
「ええ!?だから隠れる所なんかないって言ってるのに。」
「でもしたーい。」

クラス全員でかくれんぼがしたいんだそうです。まぁこの学年は宿題を忘れる事も少ないし、勉強もよくやってくるから、まぁいいかってことでやらせました。





いざ始めて見ると言わんこっちゃない。やっぱり隠れる所が少ないくて場所を探すのに苦労しています。電気を消して薄暗くしてみても、隠れる場所が見つからなきゃどうしようもない。

R君なんか場所がないので僕の後ろにピッタリ張り付きました。

それでもみんな思い思いの場所にかくれて、さぁ鬼になったC君に教室に入ってもらいます。

あちらこちらを漁りながらクラスメートを探し始めるC君。かれがキャビネットの中から箱を引きずり出しながらHちゃんを発見。Hちゃんがキャビネットの中から出てくる時に頭を棚にぶつけて上に積んであった書類がドサドサ床に散らばります。

そんなケオティックな教室に、これ以上ないくらい最悪ののタイミングで校長が登場!
「オカムラ先生。この書類の件なんだけどね、、、、」


薄暗い教室に散らばる書類、キャビネットから顔だけひょっこり出して頭を痛そうに抱えて涙目のHちゃん。
おかまい無しにキャビネットの二段目を漁り始めるH君
教室の一角にはオレンジ色の篭を頭に被って、他の篭にまぎれて体育座りしているEちゃん。
隠れる場所がなかったので僕の後ろにぴったり張り付いているR君。(まだH君に見つかってないので動けません)
これまた隠れる場所がなかったD君は机を挟んでH君と対角線上に虫のように這いつくばって、H君が移動するとそれに会わせてカサカサ動いています。
教室のもう片隅にはA君がいますが、彼は太っているのでお腹か壁からはみ出しています。
僕の教卓の下にはCちゃんとAちゃんが隠れながらこちらの様子をうかがっています。僕と目が合うと手をヒラヒラを振ってにっこり。


いやな汗をかいている僕におかまい無しに続ける校長
「ここの所の文章がちょっと不明瞭で。あとでもう一度サインをして提出してもらえますかね。」
「はい。すぐにします。」(声がちょっと裏返りました)

結局校長は何も訊かずに去って行きました。訊かれたら正直に「クラスでかくれんぼしています」って答えようと腹をくくってましたが、どうやらその必要はなかったです。

普通、あの場面では訊くでしょう?
「あのー、オカムラ先生。その子は先生の後ろで何をしているんですか?それから、なんで篭を頭に被った子供があそこに?」

しっかりスルーされました。訊いちゃ不味いと思ったのかなぁ。




全員見つかった後で、「いや、さっき校長が来た時はどうなるかと思ったよ。」と言ったら生徒はみんなキョトンとした顔をしています。
「あれ?危なかったと思わなかったの?」
「ええ?なんで?だって先生が良いって言ったから、いいんでしょ?」
「今度は校長先生に捜してもらおうよ!」




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