2009年2月26日木曜日

パパとの会話

ネタに事欠かないKindergartenのクラスから

クラスにやって来るなりSちゃんが唐突に一言
「私のパパね、ガールフレンドがいるの。」
離婚、再婚家庭が非常に多いアメリカでは十分ありえるシチュエーション。下手にコメントするより相槌を打ちながら、Sちゃんの話を聞きます。

「それでね、この前アンダーパンツを誕生日にもらって、パパはすっごく喜んでた。ママの事大好きだって。」
「んん?Sちゃんのパパのガールフレンドってお母さんのこと?」
「そうだよー。ママに決まってるでしょ!」
「なんだ、紛らわしいな。じゃ、最初からお母さんって言えば良いじゃない?なんでガールフレンドなの?」
「パパね、ずっと前にもママからアンダーパンツをもらって、それで結婚したんだって。」
「良かったね。ところで、アンダーパンツって何?」
「ええー知らないの?ズボンの下にはくズボンだよ。」



Sちゃんお父さん。近いうちにプロポーズに至る経緯のストーリーを親子の間でもう一度確認する事をお勧めします。娘さんは交際していた頃に奥さんから贈られたステテコが決め手になったみたいな言い方をしていますよ。






Kちゃんの話

「私ね、大きくなったら獣医さんになるの。」
「へぇ、いいね。動物が好きなんだ。」
「うん。それにね、獣医になれば私、一人で生きていけるし。」
「一人で生きていけるって。じゃ、Kちゃんは結婚しないんだ。」
「しないよー。パパがやめておいたほうがいいって。」
「お父さんがそんな事いったんだ。でもなんで?」
「私が『男の子なんてダイッキライ。』って言ったら、じゃぁ結婚しないほうが良いって。」
「Kちゃんは男の子が嫌いなの?」
「うん、だって私の靴を踏んづけても『失礼しました』って言わないんだよ。」
「それじゃ、Kちゃんはマナーの悪い男の子とは結婚しないで、一人で獣医さんでやっていくんだね?」
「うん。あ、でもパパが私のアシスタントになるって。」


Kちゃんのお父さん。五歳児相手に大人気ないです。今でこそ理論のすり替えでもって色々吹き込めますが、こういう事って謀れば謀るほど裏目にでますよ。

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