2007年3月4日日曜日

平和テラスへ

Field Tripに行ってきました。連れて行った学年はKindergarten、一年生、二年生。行き先は日系老人ホームの平和テラス。入居者の約半数が日本語が解かるそうです。小さい子供達を選んだ理由は、「何をしても可愛い」 これが最大の理由。まっすぐ並べなくたって、音程を外して歌ったて、問題ナシ!とにかくそこに居るだけで場が和む。やっぱり子供って凄いね。子供達が一番好きな歌「鬼のパンツ」は世代を超えて、お爺ちゃんお婆ちゃんにも受けてました。頑張って振り付けしたかいがあったてもんです。「雪」は歌詞をしっている方達が一緒に歌ってくれました。


歌の後は今週の授業で作成した雛人形とお雛様の絵をプレゼントしました。子供達が自分の作った物を自分で入居者の方々に手渡しします。随分と恥ずかしがっている子供もいたけれど、これもなんとか成功。その後は子供達と入居者の交流と思ったんだけど、これがなかなか簡単じゃない。恥ずかしがって話ができない子供が続出。一緒に来てもらった付き添いの親たちに間に入ってもらって何とか「こんにちは」っていえる程度。ふと見回せば部屋の隅で窓ガラスに息を吹きかけて遊んでいる男の子が4人、部屋の反対にはグループで固まっている女の子数名。でも中には二年生のC君とLちゃんのように、いつの間にやらおじいちゃん達と一緒に歌を歌っている社交的な子供達もいたし、次回からはもっと具体的な指示をだしておく必要がありそう。


課題は残るものの、入居者の方々には大変喜んでもらえたし、僕らとしても日頃練習している日本語の歌を発表するいい機会にもなったし、俗に言うWin-Win Situtaionってやつですよ。面白かったのは、行きのバスでは散々はしゃいでいた子供達が、帰りのバスでは「クテッ」っと静かに寝てたこと。三分の一は寝てたし、残りも静かに座ってました。この年頃子供達が静かに座っているなんて、普段はありえません。どうやらエネルギーを使い果たしたみたい。お疲れ様でした。

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