2007年10月7日日曜日

子供の成長

J君とはKindergartenのころかの付き合い。今年で5年目になります。よく言えば「のんびりやさん」悪く言えば「ボーっとしてる。」授業中に天井を眺めていたり(窓ならまだ理解できるけど、彼の場合は天井でした)僕が質問しても不思議そうな表情で見つめかえしてきたり(見つめてないで答えてほしいなー)大丈夫かなぁと毎年心配しながら見ていましたが、今年から随分とハキハキしはじめました。宿題は毎回やってくるし、授業中の質問にも手を挙げて答える。夏休みの間にスイッチが入ったのでしょうか?


同じく今年で五年目の付き合いになるSちゃん。時々やることが幼くて少々心配しています。そういえば彼女、僕が教え始めた当初は椅子に座ってた時があまりなかったです。頻繁に机の下で授業を受けていました。椅子に座らせても気が散って全然集中できない。色鉛筆や消しゴムで「お店」を開業して遊び始める。ところが机の下だと授業を聞いている不思議な女の子でした。ようやく机に付き始めた一年生の中ごろ、彼女はセーターやトレーナーをクルリと頭の上にまいてターバンみたいにしていました。どうして頭に服を巻きつけているのかは敢えてスルーしてそのまま授業をしていました。本人もそれが当然のことのようにしていて、通りすがりに頭に巻いた服を「ポフポフ」と撫でると、「にぱっ」っと笑っていたのを覚えています。そのSちゃんも今年で五年生。まだチョット幼い部分が残っているけど、今はきちっと机について勉強しているし、ちゃんとコミュニケーションだって取れてる。最近はちょいとばっかりオシャレに目覚めて女物のバッグなんかも持参しています。(きっと中には手鏡やら櫛が入っているんでしょう。もちろん授業中には触れない約束です)


子供って大人の都合とは全く関係なくその子のペースで成長する時に成長するんですね。

0 件のコメント: