2007年10月8日月曜日

インターセプト

今日はColumbus Dayで学校は休校。働いていらっしゃる世の皆様を横目で眺めつつ、自分はインドに行くつもりでアメリカ大陸にたどり着いたかのイタリア人に感謝したいと思います。一昨日まで彼はスペイン人かポルトガル人だとばっかり思ってました。



本題はここから
いつも元気な四年生。生徒数も最大の15名。クラスサイズが平均10-12名なんで15人だとちょっと多いなぁと感じます。これで最多数なんて40人学級をもっている他の先生からはなんて贅沢なという声が聞こえてきそうですね。

そしてこの子達は僕が最初から教えている子供達。つまり前任のJ先生が一度も教えていません。つまりオカムラ色の一色のみ。これが何を意味するのかは解りませんが、一つ言える事は彼らのエネルギーレベルの高さ。他の学年とはパワーが違います。Brain Powerも強いけれど、非常に個性の強い子供が集まっています。とにかく発言したくてしょうがない。女の子に元気なのが集まっていて男の子がおされ気味。質問には我先に争って答えようとするし、黒板に答えを書く時なんか熾烈な指名競争が展開されます。

両手を振ってアピールするDちゃんとNちゃん。
手を上げながら立ち上がるMちゃん。
「せんせーい!」と熱い声援を送りながら手を上げるJちゃん。ちなみに自分が指名されないとこれ見よがしにほっぺたを膨らませます。
答えがわかると手を上げながら足をバタバタさせるMちゃん。
自分が当てられるとまず「くくくっ」と笑いをかみ殺してから答えるAちゃん。
手だけでは物足らず、ノートやら鉛筆を使って高さを確保するGちゃん。

とっても個性豊かでハイメンテ(High Maintenance)なお嬢様方が勢ぞろいでオカムラ先生は振り回され気味。まぁ教師として贅沢な悩みではあるのですが。

そんな四年生の授業中。僕が誰にまだ当てていないか考えいて、「ああ、そうそう今日はまだS君にあててなかったけ、それじゃぁこの質問はS君。」と言いながら彼の方へ向きつつ指を差した瞬間、S君の横に座っているMちゃんがガバーーーーとダイブ。サッカーのキーパーさながらの勢いでS君の机の上に自分の体を横たえつつ"Answer is Social Studies!"(←勉強しているテーマは学校の教科について)僕の放った質問をがっちりキャッチ。



いくらウズウズしていても人の分まで横取りしちゃぁダメだよね。本当なら注意するところだけど、面白すぎて笑っちゃいました。だからいつも四年生はハイテンションで授業するハメに、、、






先週当たりから気候も緩やかになり、気温の低下と共に彼女らも少しずつ落ち着き始めました。夏休みが終ってからの一ヶ月もの間、あのハイテンションを毎日キープし続けたとっても元気なお子様達です。あぁハロウィンが恐ろしい。

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